人手不足解消建設業 採用

【建設業必見】求人が来ない!原因や応募を増やすための方法を伝授

全ての産業で人手不足が叫ばれる中、建設業は特に人手不足で悩んでいると思います。

人手を増やそうとしてもなかなか応募が来ないことも。

 

そこで今回は、建設業の求人応募を増やすための方法を紹介していこうと思います。

 

建設業の有効求人倍率は5倍越え・・・

有効求人倍率は、求職者1人あたり何件の求人があるかを表すものです。

 

有効求人倍率が1以上ある場合は「売り手市場」であり、人手不足なので求職者に有利な状態です。

厚生労働省が発表した2023年7月分の求人倍率の推移によると、産業全体の有効求人倍率は1.29倍だったそうです。

産業全体で人手不足が発生しており、売り手市場なことが分かります。

 

その中でも建設業の求人倍率は5.32倍と、全体よりも4倍以上多いことが分かります。

これは、有効求人数が100件あった場合有効求職者数が20人しかいないことになります。

このように、建設業の人手不足、求職者数の少なさは大きな問題となっているのです。

 

建設業だから?求人に応募が来ない理由

建設業 求人 来ない 理由

求人を出しているのに応募がなかなか来ないのはなぜなのでしょうか。

これは、建設業全体での原因と会社や求人内容自体の原因の2種類があります。

詳しく見ていきましょう。

 

建設業全体での原因】

3Kのイメージが強い

3Kとは、「きつい」「汚い」「危険」の頭文字をとったもので、建設業をはじめとした労働条件の厳しい職業に対して使われる言葉です。

建設業は今もこのイメージが強いため、職種選びの時点で候補から外されている可能性があります。

 

しかし、最近は「給料が良い」「休暇が取れる」「希望が持てる」を意味する新3Kを作って、労働環境の改善や女性活躍、給料の改善などに取り組んでいる会社が増えています。

このイメージを払拭するには建設業全体が変わっていく必要があります。

 

詳しい仕事内容が認知されていない

建設業は「肉体労働」というイメージを持っている人がほとんどだと思います。

 

しかし、実際は建設業と一口に言っても職種や仕事内容は幅広く、肉体労働以外の仕事も多いです。

建設業の一つである設計士は図面を書く仕事ですし、施工監理は設計図通りに工事が進んでいるか監督・監理する仕事です。

 

肉体労働以外にもたくさんの職種があることを知ってもらうことで求職者も増えるでしょう。

 

 

【会社や求人内容自体の原因】

他社と比べて待遇がよくない

他社と比べて待遇が魅力的でないのかもしれません。

休職者は給料・有休の有無・福利厚生などを複数社で比較して応募するので、他社の方が高条件だと負けてしまいます。

 

ただし、応募者を増やすために実態とは異なる条件を提示してしまうと採用後トラブルに発展するので、嘘の記載はしないようにしてください。

 

働くイメージがつきにくい

求人内容が抽象的でどんな仕事をするのか分からない、会社の雰囲気が伝わってこないものだと、求職者は働くイメージがつきにくく応募までたどり着きません。

採用までいけたとしても、理想と現実のギャップを感じて早期離職するリスクも高まります。

 

他求人に埋もれてしまっている

最近はインターネットで簡単に求人検索できますが、求人数が多いのでタイトルがシンプルすぎたり逆に分かりにくかったりすると他求人に埋もれてしまいます。

 

広告費をかけていない場合は使える機能が少ないので、広告費をかけている求人に負けてしまいます。

求人は見てもらわないと始まらないので、一向に応募がこないという現象に陥ってしまいます。

 

 

このように、求人が来ない理由は多岐にわたります。当てはまる箇所がないか今一度確認してみてください!

ここからは、新卒採用と中途採用に分けて求人応募を増やす方法を紹介していきます。

 

【新卒採用の場合】求人応募を増やす方法

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応募者の範囲を広くする

応募者を会社がある地域周辺に住んでいる学生で絞っている場合、該当する求職者がかなり絞られてしまいます。

地方に住んでいて会社がある地域に引っ越す予定がある学生も範囲に入れることで、対象者を増やすことができます。

 

地方にいる学生と面接をする際は、webツールを使って求職者に負担がないやり方で行いましょう。

 

インターンシップを導入する

インターンシップでは、学生が就職前にその会社で実際の仕事を体験できるものです。

就職前に仕事内容や社内の雰囲気を知ることができるので、入社後もギャップを感じずに働くことができて早期離職を防げます。

 

インターンシップを導入することで求職者と企業の壁が低くなり、入社に繋がりやすくなります。

 

LINEを活用する

若者は普段電話やメールをあまり使いません。

そのため、メールで連絡しても返信が遅れたり返ってこなくなったりして採用までたどり着かないという場合もあるのではないでしょうか。

 

そういう悩みを抱えている場合は、採用活動にLINEを取り入れてみましょう。

LINE公式アカウントを作成することで、LINEを通して採用活動を行うことができます。

学生もLINEの方が確認しやすいですし返信率が格段にアップするでしょう。

 

研修内容を充実させ、それをアピールする

新卒の場合、未経験から始めるので研修の充実度を重視する学生も多いでしょう。

特に「建設業は先輩の仕事を見て覚えるのが普通なのでは?」と不安に思っている人が多いと思います。

 

建設業で研修が充実している企業はそこまで多くないと思うので差別化にもなりますし、新卒入社の人材が安心して働ける環境を整えることにも繋がります。

ぜひ、研修やOJTの内容を充実させてみてください。

 

【中途採用の場合】求人応募を増やす方法

採用サイトを作る

採用に特化したサイトを作ることで、会社の雰囲気や環境をより詳しく求職者に伝えることができます。

求人サイトの文章だけでは伝えきれない会社の中身を紹介できるので、中途採用だけでなく新卒採用の場合でも効果的な方法です。

 

中途の場合、今より待遇はいいか、環境は整っているかを新卒より重視するため、そこを詳しく知れるサイトがあるだけで好感度が高くなるのです。

 

仕事内容を詳細に書く

中途採用の場合、仕事内容も重要になってきます。

今のスキルが活かせるかという視点も入ってくるので、新卒よりも仕事内容の詳細を知りたいと思っている人が多いです。

 

仕事内容はもちろん、仕事の流れや向いている人の特徴などを書いて、「自分にもできそう」「やってみたい」と思わせるのが重要です。

 

外国人を採用する

日本人ばかりにこだわるのではなく、外国人人材を採用することも視野にいれましょう。

外国人は日本人よりも高いスキルを持っている場合もあり、将来性のある人材に成長する可能性を秘めています。

文化の違いやコミュニケーションの難しさはありますが、若い人材の獲得やグローバル進出など、環境を変えるきっかけをくれるでしょう。

 

外国人採用のポイントを以下の記事でまとめているので、ぜひ参考にしてください。

https://kizuna.works/media/2021/12/16/hiring-foreigners/

 

必見!応募者を増やすための4つのポイント

建設業 求人 増やすポイント

他社の求人を参考にする

知識のない状態で求人を作成してもうまくいきません。

似た業種・職種で募集している他社の求人を参考にしてみましょう。

書くべき項目だけでなく記載の仕方も工夫している会社が多いので、参考になると思います。

 

SNSを活用する

SNSは企業にとっても自社PRができる場所として有効です。

社内の様子や仕事の様子、人材募集の宣伝など、様々な活動に使えます。

SNSは学生や若者にとって身近な存在なので、会社に興味を持ってもらいやすくなります。

 

待遇について詳しく記載する

最近は、待遇や福利厚生の充実度を重要視している人が増えています。

売り手市場の現在、待遇で比較されて他社に負けることがあるので、今一度確認してみてください。

 

給与はもちろん、勤務時間や福利厚生、勤務体系など詳しく書くことで求職者の信頼度が高まり、会社に興味を持ってもらいやすくなります。

福利厚生などがあまり充実していない場合は、これを機に改善していくことを推奨します。

 

求人媒体を増やす

一つの媒体だけで求人募集をしているのはもったいないので、母数を増やすために幅広い求人サイトで募集を行いましょう。

大手求人サイトは登録者の数は多いですが、ライバルも多いので中小企業は埋もれてしまいやすいです。

 

職種が限定されている求人サイトを使う、広告料を増やして露出を増やすなど、募集が増えそうな施策をいろいろ試してみてください。

 

人手を増やすならマッチングサービスを活用しよう

求人とはまた違いますが、職人の人手不足を何とかしたい、補いたいという場合は建設業向けマッチングサービスがおすすめです!

 

仕事を探している職人さんと職人さんを探している企業を掲示板で結び付けるサービスなので、いつでもどこでも気軽に募集・応募ができます。

完全審査制で安心して利用いただけますし、人手を補う一つの方法として、マッチングサービスも視野に入れてみてください。

 

無料で登録できるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか♪

 

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