一人親方は自分で稼いでいく必要がありますが、雇われよりも高収入を狙えるチャンスももっています。
今回は、一人親方の日当相場や日当を上げるためのポイントを紹介していこうと思います。
ぜひ参考にしてくださいね!
一人親方の日当相場はいくら?
一人親方の日当は、18,000円~20,000円が相場のようです。
会社によって違いはあると思いますが、雇われている職人の日当は16,000円~18,000円が相場のようなので、一人親方の方が高収入を狙えることが分かります。
全国的に、建設業の日当は増加傾向にあるようなので、今が稼ぎ時なのかもしれません。
国土交通省のデータを見ると、全職種で見ても前年よりも5.9%も日当が増加しているようです。
【職種別】日当の比較をしてみよう
では、国土交通省の「公共工事設計労務単価」を参考に、職種別の日当を見ていきましょう。
では、全国の職種別日当を見ていきましょう。
職種 | 日当平均値 |
鳶工 | 28,461円 |
鉄筋工 | 28,352円 |
型わく工 | 28,891円 |
大工 | 27,721円 |
左官 | 27,414円 |
運転手(特殊) | 26,856円 |
特殊作業員 | 25,598円 |
普通作業員 | 21,818円 |
では、東京都の職種別日当を見ていきましょう。
職種 | 日当平均値 |
鳶工 | 31,200円 |
鉄筋工 | 30,900円 |
型わく工 | 30,000円 |
大工 | 28,800円 |
左官 | 30,800円 |
運転手(特殊) | 28,900円 |
特殊作業員 | 28,300円 |
普通作業員 | 25,400円 |
これを見ると、やはり東京の日当は高いことが分かります。
建設工事需要が多いところは人手も必要になるので、必然的に日当も高くなるのでしょう。
このデータを見ることで、職種別の日当相場を把握できるので、ぜひ参考にしてください。
一人親方が日当を上げるためのポイント8つ
今よりも日当を上げるためにはどうすればいいか知りたいですよね。
日当を増やすためにすべき行動を紹介していきます。
働く時間、日数を増やす
一番シンプルな方法としては、働く時間や働く日数を増やすことです。
一人親方の場合、自分が働いた分だけ給料がもらえるので、その母数を増やすことで給料を増やすことができます。
とはいっても、いきなり仕事を増やすのはなかなか難しいですよね。
そこで役立つのが建設業向けマッチングサービスです。
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資格を取得する
資格の取得は、そのスキルや知識があることの証明になります。
そのため、新規のクライアントにも信頼してもらいやすくなり、仕事の受注率が上がります。
自分のスキルを高めることで案件の幅も広がるので、ぜひ積極的に取得しましょう。
信頼度を上げてリピーターをつける
リピーターをつけて継続して依頼してもらえるようになれば、収入の安定につながります。
リピーターをつけるためには、クライアントとの信頼度を上げる必要があります。
相手に寄り添った提案、気遣い、アフターフォローなど、お互いに気持ちよくやりとりができる環境を整えましょう。
「料金以上の良い仕事をしてくれる」と思った時に次も頼みたいと思うので、忙しくても丁寧な仕事をするように心がけましょう。
日当が高い地域で働く
国土交通省の労務単価表を見ても分かるように、地域によって職種の日当は異なります。
人口が少なく需要の低い地方よりも、人口が多く需要の高い都会の方が高い日当を得られるのが事実です。
日当が高いと一度の仕事で入ってくる給料が増えるので、その分余裕が生まれます。
日当をすぐに上げたいなら、働く場所を変えるのも一つの手です。
高単価・長期の案件を受注する
同じ現場に何度も入っていても、単価が上がっていくことは殆どありません。
そのため、最初から単価が高い案件を請け負うことで日当を増やすことができます。
ただし、単価が高い案件はその分求められるスキルが高いので、安定的に受注するには資格をとったり経験値を上げてたりして、自分の市場価値を上げる必要があります。
また、長期の案件を受注できれば、一定期間安定的な収入を得ることができます。
単発だとその都度探す手間もあるので、できるだけ長期の案件を受注するようにしましょう。
webサイトやSNSで集客する
今や、インターネットを使った集客・知名度アップは当たり前の施策になっていますよね。
一人親方においても、webサイトやSNSで能力をアピールしたり、施工事例を載せて過去の経験を伝えたりすることで、相手に自分を知ってもらうことができます。
SNSで「お仕事を随時募集しています!」のような投稿をすれば、そこから案件をもらえる可能性もあります。
しかし、一人親方としての自分を詳しく知ってもらい、クライアントが安心できる情報を与えるためには、webサイトが必要です。
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価格交渉を行う
価格交渉をうまく行えるようになれば、案件の単価を上げて受注できます。
そのためには、アピールできるスキル・知識の獲得が必須です。
加えて、自分をアピールするプレゼン力も必要です。
価格交渉が苦手という場合は、外部に委託するという方法もあります。
その分お金はかかってしまいますが、プロに交渉してもらえるので単価が上がる可能性が高まります。
日当の高い職種を選ぶ
職種によって日当が異なるため、より日当が高い職種に変更するという手もあります。
似たような職種であれば、今持っているスキルを活かしながら収入アップが目指せるでしょう。
次の項目では年収の高い職種を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
一人親方として稼げる職種とは?
職種によっても日当の平均相場は変わってきます。
職種を変えることでもっと稼げる可能性も高いので、ここで稼げる職種を知っていきましょう。
こちらも、国土交通省の「公共工事設計労務単価」を参考にしています。
潜水士
潜水士の年収は600万円~700万円です。
潜水士は、水中で作業をする専門職であり、国家資格である潜水士の資格を取得する必要があります。
潜水士の仕事内容は主に次のものです。
- 海洋調査
- 水中土木作業
- レスキュー活動
- 海底や川底の調査・測量
- ダイビング指導
トンネル工事
トンネル工事の年収は498万円です。
機械や人力、ダイナマイトなどを使って岩盤を掘っていき、トンネルを作っていきます。
トンネル工事は、火薬の爆発や崩落など、危険を伴う作業が多いです。
特殊な技術が必要であり危険な作業なので、その分収入が多いのでしょう。
仕事内容は主につぎのものです。
- トンネル工事の現場作業員
- トンネル工事の施工管理
- 各種点検業務
- トンネル高架橋の検査
潜かん工
潜かん工の年収は455万円です。
地下水が多く地盤が緩い場所にビルを建てたり、地下鉄のトンネルを造ったりする際に、建物がしっかり建つように鋼鉄や鉄筋コンクリートの大きな箱を地中に沈めて土台を造る専門職です。
潜水と同じ高い気圧の地下での作業も行います。
潜かん工は、
- 橋梁工事
- トンネル工事
- 高層ビルの基礎工事
が主な工事内容です。
橋梁工事では、海底または川底での土台の打ち込みを行い、トンネルや高層ビルの工事では地下水が流れ込んでくるため、圧縮空気を送って地下水を防ぎながら作業を行います。
酸素が薄い場所で作業をする必要があるなど、ハードルが高いことから給料も高くなっているようです。
クロス工
クロス工の年収は400万円~600万円です。
建物・ビル・店舗の天井や壁にクロス(壁紙)を貼る仕事です。
建物の仕上げを担っており、建物内部の印象を決める重要な役割です。
技術を高めれば高収入が狙えます。
主な仕事内容は次のものです。
- クロスの在庫発注・確認
- クロス剥がし
- 下地処理
- ペーパー掛け
- 糊付け機械の操作
- クロス貼り
- 清掃
資格がなくてもなることができ、下積みが必要ではありますが技術を磨いていけば収入を増やしていくことができます。
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