お店や会社にとって、看板は自社をアピールするための重要なものですよね。
新しく開業する際、おしゃれで目に付く看板を作りたいと思う一方、「費用はできるだけ抑えたい…」と思うのも当たり前のことです。
そこで、この記事では看板製作の費用について詳しく説明したいと思います。
費用を抑えるコツも紹介しているので、ぜひ最後まで見ていってください♪
看板製作の流れ
まずは、看板製作の流れを知っていきましょう。
流れを知ることで、どんな部分に費用がかかるのか把握しやすくなります。
また、看板製作完了までの期間も分かってくるので、依頼のタイミングを計りやすくなります。
問い合わせ→現地調査→見積もり→デザイン決め→看板製作→看板設置→完了
基本的には上記の流れになります。
一つずつ見ていきましょう。
問い合わせ
まずは多くの業者から、自分の予算や希望に合ったところを探します。
安すぎるところは、デザインの幅が狭かったり設置がいい加減だったりとマイナス要素があります。
施工事例を確認して、納得のいく業者選びをしましょう。
問い合わせたら、疑問点はしっかり聞くようにしてください。
現地調査
業者が決まったら、現地調査に来てもらいます。
現地調査では、看板の種類やサイズ、用途などを確認し、設置場所や設置方法の把握をします。
現地調査は基本的に無料ですが、有料のところもあるので事前に確認しておきましょう。
見積もり
現地調査で設置する看板の詳細が分かったら、いよいよ見積もりです。
見積もりでは、どこにどのくらいの費用がかかるのかをしっかり確認し、気になる費用についてはしっかり確認しましょう。
悪徳業者は見積もりで詳細な金額を書かないところもあるので要注意です。
他社と比較しながら、一番信頼できる業者と契約します。
看板製作スケジュールを確認し、問題がなければ製作に入ります。
デザイン決め
ここからは看板のデザイン決めです。
書いてほしい文字や色、雰囲気など、事前に決めておくとスムーズです。
看板のデザインは、インターネットで調べればたくさんの画像が出てくるので、それらを参考にイメージを膨らませましょう。
看板製作業者は、看板のデザイン経験が豊富なので、色の組み合わせや目を引くロゴなど、
相談しながら決めるといいでしょう。
看板製作
デザインが決まったら、いよいよ看板製作です。
看板製作では、印刷、塗装、カッティング、溶接など多くの工程があります。
かかる期間は看板の内容や業者によって異なります。
いつ頃完成予定かは把握しておけば、安心して任せられるでしょう。
設置
看板が完成したら、現地での設置作業に移ります。
看板の大きさによっては運搬に大型トラックが必要な場合もあるので、運搬費が高くなるケースも考えられます。
また、高所への設置はクレーン車が必要になる場合もあります。
看板の設置自体は一般的に1~2日で完了します。
完了
看板が無事設置されたら完了です。
設置後も、メンテナンスを行うことで常にきれいな状態にできます。
その際は状況によって追加工事が必要な場合もあるので、メンテナンス費用がかかることも把握しておきましょう。

このような流れで看板製作が行われます。
製作費以外にもかかる費用があるので、次の項目で確認しましょう。
看板製作の費用は3つの要素で構成される!
看板製作費用は、主に3つの要素で構成されています。
それは次のものです。
- デザイン費
- 原材料・製作費
- 設置費
それぞれ詳しく見ていきましょう。
デザイン費
看板にはデザインが欠かせませんよね。
デザインは依頼者のデザインを基に製作する場合と、全て業者に任せる場合があります。
後者はデザインを一から業者が考えることになるので、依頼者がデザインを考える場合よりも費用が高くなります。
デザインの費用相場は2~4万円です。
ただし、デザインの範囲やデザイン性によっても変動します。
製作費
看板製作費は、看板の種類やサイズによって異なります。
また、工事費用を一括でまとめて「製作費」としている業者も多いため、業者によって料金の幅が広いのも特徴です。
相場としては5~20万円です。
屋外の大型看板などは100万円以上かかる場合もあります。
設置費
設置費は、看板のサイズや設置場所、設置方法によって異なります。
看板が大きいと工事規模も大きくなって費用もかかります。
お店の前に置くスタンド看板は設置がいらないので安く済みますが、建物の入り口に取り付ける看板は設置が必要な分費用が増えます。
また、高所に取り付ける必要があると、クレーン車を使ったり足場を組んだりする必要がでてきます。
そうなると、工事の規模が大きくなるので費用が高くなります。
高所作業は設置費に加えて3万円からの追加費用がかかるので注意してください。
その他の費用
上記の費用がメインですが、それ以外にもかかってくる費用はあります。
前の項目で触れた運搬費、メンテンナンス費用、看板交換時の撤去費、電気を使う看板には電気工事費など、細かい費用はたくさんあります。
看板の大きさや工事の難易度によっては、契約時よりも費用が掛かる場合もあるので、事前に業者に確認しておきましょう。
看板の種類によっても費用が変わる
袖看板
建物の壁面に対して突き出している看板のこと。
多くの企業で使われており、人目を惹きやすいのでお店の多い繁華街などでよく使われます。
相場は5~20万円です。
壁面看板
建物の壁面に取り付けられている看板です。
建物の入り口上部に設置することが多く、会社の名前を大きく表示できます。
大きさやデザインもさまざまなので、最も費用の差が出やすいです。
相場は35万円程度です。
しかし、シンプルなものであれば2~3万円で製作できます。
スタンド看板
店頭など屋外に設置するもので、出し入れが可能な看板です。
飲食店や美容院などでよく利用されています。
両面表示ができるので、多くのお客さんにアピールできます。
相場は1~5万円です。
アルファベットのAの形をした「A型看板」は、安くて5000円ほどで依頼できるものもあります。
電飾看板
電気が通っていて、文字を明るく照らせる看板です。
スタンド付きのものやLEDを使ったもの、点滅するものなどさまざまな種類があります。
夜でも目立つので、夜に賑わう繁華街や飲食店街でよく使われています。
相場は5~15万円ほどです。
サイズや種類によって価格が変動します。
立体文字看板
文字や浮き出ている看板です。
オフィスやカフェ、美容院などさまざまな企業で使われています。
文字の素材を防水にするか、反射が奇麗なものにするか、ステンレス製かアクリルかなど、文字の種類も選べるので、使う素材や文字の長さなどで費用が変動します。
相場は1文字あたり1万円程度で、15万円ほどです。
ウインドウシート
エントランスの窓ガラスに貼る、文字の書いたシートのことです。
病院とかで見たことがあると思います。
大きなシールを印刷して貼るというイメージなので、そこまで費用をかけずに宣伝できます。
遮光・遮熱効果のあるものや、日焼け防止効果が付いたものもあります。
相場は1平方メートルあたり8000~1万円ほどです。
自立看板
地面に埋められて自立している看板です。
駐車場の案内や店舗の案内看板として利用されています。
シンボルとして店舗や企業の認知度アップができるため、公共施設や商業施設の前に設置されていることが多いです。
相場は15~20万円ほどです。
トータルの看板製作費用相場はいくら?
上記の費用をまとめると、合計の相場は50~100万円ほどになります。
大きな金額になるので、看板製作を依頼する前に資金を貯めておきましょう。
スタンド看板は設置工事が必要ないので、数十万円などもっと低い金額で依頼できると思います。
騙されない!業者の選び方
デザインから施工まで行ってくれる
業者によっては、デザインは別会社に依頼しているところもあります。
そうなると、中間手数料が発生するため費用が高くなってしまいます。
また、デザイナーと看板製作者の意思疎通が上手くできていないと、デザインの良さをうまく活かせないなど集客効果を下げることにつながります。
デザインから看板製作まで一貫して行ってくれる業者なら、その分コストも抑えられますし、デザインの最大限の効果を発揮できます。
費用面でもデザイン面でも、一貫して行ってくれる業者がおすすめです。
施工実績が多い
業者を選ぶ際は施工実績も重要です。
施工実績が多いということはその分経験豊富ということなので、クオリティの高い看板作りをしてくれる業者ということです。
そのような業者の方が安心して任せられます。
また、過去の施工を見てどんな看板ができるのか分かるため、デザインのイメージがしやすいです。
看板デザインの参考にもなるので、デザイン決めがスムーズにいきます。
見積もりが見やすい
見積もりの金額を細かく記載している業者は、変なごまかしをしようとしていないので信頼できます。
悪徳業者は「○○一式」のほうに詳細を書かずにセットに含まれている金額として提示する場合が多いです。
そうすることで通常より多く金額を見積もっていても分からないようにしているのです。
そのため、見積金額を細かく記載している業者はごまかしのない金額を記載していることになるので信頼できるのです。
なお、見積もり金額で詳細が分からない金額があったら、遠慮せずにどんどん聞くようにしましょう。
質問にしっかり答えてくれる
こちらの質問や不安な点にしっかりと回答してくれる業者が安心できます。
丁寧に答えてくれるということは、お客さんにしっかり寄り添って、できるだけ不安を解消しようと動いてくれている証明です。
回答の速度が早く、こちらの要望にすぐ対応してくれる業者を選びましょう。
アフターフォローがしっかりしている
アフターフォローがしっかりあるかも重要です。
看板は設置して終わりではなく、劣化や固定設備の確認など定期メンテナンスが必要です。
そのため、アフターフォローがしっかりしていて何かあった時にすぐ対応してくれるかどうかも選ぶ基準の一つにいれましょう。
また、撤去時も面倒を見てくれるのか確認しておいてください。
看板製作で費用を抑えるコツ5選!
相見積もりをとる
契約前の段階として、他社と価格比較をして相見積もりを行いましょう。
他社の見積もりを見せて価格交渉することで、価格を下げてくれる可能性があります。
見積もり価格を鵜呑みにするのではなく、しっかり調べていらない費用を省いたり、価格比較をして交渉したりすることが重要です。
デザインは自分で考える
デザインをすべて業者に任せてしまうと、その分費用が高くなってしまいます。
デザインの例はネット上にたくさんあるので、それらを参考にしてデザインを考えてみましょう。
色やロゴ、何を書くか、全体のデザインが分かっていれば、業者もスムーズに製作に移れますし、デザイン完成を待つ期間も短くなります。
デザインをシンプルにする
デザインは、複雑にすればするほど費用がかさみます。
立体文字は文字数が多いと高くなりますし、電飾看板は電気を通すためランニング費用も考える必要があります。
最近はシンプルでかわいいデザインもたくさんあるので、できるだけ装飾をなくすことで費用を抑えられます。
大きさを小さくする
看板が大きいと、その分設置費用が高くなってしまいます。
サイズを抑えることで追加料金の心配もなくなりますし、費用も抑えられます。
壁面看板の場合は、入り口とのバランスを見ながらできる範囲でサイズを小さくしましょう。
相場の低い看板を組み合わせる
大きな看板を一つ設置するのではなく、費用の安い看板を複数組み合わせることでアピールする方法もあります。
例えば、ウインドウシートとスタンド看板を併用することで、費用を抑えながらアピールすることができます。
設置の必要もないのですぐに看板を立てられますし、開業後などはいいのではないでしょうか。
格安で看板を作るなら、当社にお任せください♪
当社では、看板製作も承っています!
デザインは社内のデザイナーが行い、当社と関りがある施工業者にお願いして看板を製作します。
デザイナーと施工業者がしっかり意思疎通をした上で看板製作を行うので、集客効果の高い看板を作れます。
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