基本的に、求人にはその会社の写真を載せることができます。
写真を載せることで、求職者に対して視覚的にアピールできます。
しかし、写真の重要性をあまり理解していないと、フリー画像を使ったり移りがよくない写真を使ったりして、せっかくのアピールチャンスを棒に振ることになります。
この記事で写真の重要性を理解して、魅力的な写真を掲載しましょう!
求職者は、写真を重視している!
ディップ株式会社によって行われた「求人サイトの写真に対する意識調査」によると、求職者の約6割が「求人写真は10枚以上ほしい」と思っているという結果が出たようです。
写真がたくさんあった方が判断材料も増えますし、自分が働くイメージも付きやすくなりますよね。
このように、求職者のほとんどが求人写真を重視していることが分かります。
また、求人写真についての不満項目については、「複数店舗で使いまわされている写真」「フリー画像」「一部の内観しか映っていない写真」が不評でした。
やはり、フリー画像は実際の職場が分からないので、職場を見せてくれない=不信感につながりやすくなります。
2023年のマイナビの「魅力に感じる写真ランキング」という調査によると、以下のような写真が好まれるようです。
- 1位:人が映っているオフィスの風景
- 2位:商品やサービスの写真
- 3位:仕事風景
やはり、実際にそこで働いている人や社内の様子が分かることで、自分が働いているイメージができるため、安心して応募することができます。
求職者に良い印象を与えるためにも、実際の写真は必要不可欠なのです。
実際の写真を使うことのメリット・効果
実際の写真を使うことは、さまざまなメリット・効果があります。
どんなメリットがあるのか見ていきましょう。
一目で情報を伝えられる
会社の様子や雰囲気、従業員の様子を文字で伝えるのはすごく難しいです。
しかし、写真であればそれらの情報を一気に伝えることができるので、文字で伝わらない情報を補完してくれます。
求人を見つけてもらいやすい
求人サイトで求人を探している場合、たくさんある求人を一つ一つ丁寧に見ていく人は稀だと思います。
しかし、文字だらけの求人一覧の中に写真付きの求人があったら目を惹くため、興味を持ってくれる可能性がぐっと上昇します。
他社との差別化になるのもポイントです。
職場の雰囲気が伝わりやすい
職場の様子や仕事風景、実際に働いている人物の写真があることで、どんな雰囲気の会社でどんな年代の人が働いているのかが一目でわかるので、働くイメージが付きやすくなります。
会社の信頼度が高くなる
実際の写真を使っていることで、透明性のある会社というイメージを与えられます。
会社の信頼度につながるので、入社前から良い印象を与えられます。
お互いにミスマッチを防げる
会社の雰囲気が伝わるので、企業側と求職者側でのミスマッチが起こりにくくなります。
もちろん、写真だけで完全にミスマッチを防げるわけではないので、それに加えて採用サイトを作ったり、面接で詳しく話したりする必要があります。
求人に使う写真のチェックポイントはこれ!
何を伝えたいかを考える
写真を選ぶとき、まずは「その写真で何を伝えたいか」を明確にしましょう。
職場の雰囲気なのか、従業員同士のコミュニケーションなのか、応募職種の仕事内容なのか。
伝えたいことがはっきりすることで、自然と選ぶ写真も迷うことなく決められるでしょう。
アピールしたいものの写真を入れる
自社にとってアピールしておきたいもの、場所の写真は必ず入れるようにしましょう。
それは会社の個性であり、他社との差別化要素になります。
綺麗なオフィス、充実した設備、人の仲の良さ、売っている商品、アピールしたい魅力は会社ごとに違うと思いますので、考えてみてください。
写真の明るさ
天候が悪くて映りが悪かったり、明るさが足りなかったりする写真は使わないようにしましょう。
色が暗いと、社内の雰囲気を知らない求職者は暗い会社というイメージを抱いてしまいます。
照明や顔が明るい写真を選びましょう。
画質はいいか
画質やピントも重要なポイントです。
画質が悪いと、一目見て情報が入ってこないですし、最悪の場合、会社のイメージが下がってしまいます。
求人サイトの用意している規格に合う画像を選んでください。
背景は綺麗か
どんなに被写体が良くても、背景が散らかっていると写真の魅力が半減してしまいます。
被写体にしっかり目がいく、清潔でごちゃごちゃしていない写真を選びましょう。
逆に、真っ白な背景に人が立っている写真は、清潔感や見やすさはありますが、会社の雰囲気がイメージしにくいです。
働いている人や社内の様子が背景に映っている写真を使えば、1枚の写真で働く仲間と職場の様子を一度に伝えることができます。
写真撮影時のポイント
求人に写真を新しく撮影する場合、時間帯や明るさ、構図などに意識を向けてみましょう。
そうすることで、求職者の目に留まる魅力的な写真になります。
撮影時のポイントを確認していきましょう。
午前中に撮る
暗い写真は会社の印象も暗くしてしまうので、できるだけ明るい環境で撮影しましょう。
撮影する時間帯は午前中がおすすめで、天気は晴れ~曇りがいいでしょう。
光が差し込む角度もちょうどよく、全体的に明るい印象を与えてくれます。
窓からオフィスに光が差し込めば、それによって奥行きが生まれ、実際より空間が広く見えます。
光がある方が良い印象を与えやすいため、なるべく昼間に撮影しましょう。
逆光にならないようにする
逆光は、雰囲気があっておしゃれな写真を撮るにはおすすめですが、清潔感や見やすさを重視する求人写真においては、避けた方がいいです。
メインであるはずの被写体がぼやけてしまいますし、人の場合は表情が分かりにくくなってしまいます。
できるだけ逆光にならないように、撮影場所を調整しましょう。
自然体を撮る
カメラを意識してカメラ目線の写真も素敵ですが、求人の写真では、仕事に集中していたり、みんなで話し合っていたりと、カメラを意識しない自然体の表情を撮影するのがおすすめです。
求職者は職場の雰囲気やリアルな仕事風景を見たいので、おしゃれやカッコよさを意識した写真より、自然な笑顔や真剣な顔の方が好まれます。
1枚に多くの情報を入れる
1枚の写真で多くの情報が分かるように、撮影場所や被写体の数を選びましょう。
人物単体よりも、「人物+仕事スペース+取り扱い商材」の方が、一気にいろんな情報が分かるため、求職者も安心して応募できます。
働いたときのイメージが想像できるため、応募ハードルを下げられます。
写真の構図を意識する
構図を意識して写真を撮るだけで、一気にプロのような目を惹く写真を撮ることができます。
今回は、初心者でも挑戦しやすい「三分割法」と「放射線構図」を紹介します。
三分割法
写真を撮りたい範囲を縦横に3分割し、その線や交差点に被写体を置く撮影方法です。
3分割法を使うことで、写真に安定感が生まれて視覚的に心地良い写真が撮れます。
見る人の視線を自然と誘導できるので、被写体を強調できます。
三分割法は、人物やモノの撮影に向いている構図です。
放射線構図
一点から複数の線が放射線状に広がっていく構図で、写真に奥行や動きを与えることができます。
収束点に視線を集めることができ、躍動感や迫力を与えられます。
この構図は、街並みやオフィス内の撮影に向いているため、オフィス内を撮りたい時におすすめです。
これらは初心者でも簡単にできる撮影方法なので、ぜひ一度試してみてください。
いろんなシーンを撮る
求人に載せる写真は、同じ人物や場所では魅力がうまく伝わりません。
場所や被写体を変えて、さまざまなシーンのものを撮影しましょう。
社内で撮影したものだけでなく、飲み会や表彰式など、会社のイベントの写真も入れることで、より入社後のイメージを鮮明にできます。
求人は写真で応募確率アップ!
求人における写真の重要性が理解できたかと思います。
今回の内容をまとめると、以下のようになります。
- 〇求職者は求人に10枚以上の写真を求めている
〇写真があることで、求人を見つけてもらいやすい、信頼度が上がるなどのメリットあり
〇写真を選ぶ時は、明るさや画質、背景の綺麗さなどを確認する
〇構図を意識することで、より魅力的な写真が撮れる
これらを意識して、求人写真を用意してみてください♪
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求人は、写真だけ魅力的でも意味がありません。
写真で興味を持ってもらって、求人内容でさらに魅力を感じてもらわないと、応募までつながりません。
でも、魅力的な文章ってなかなか思い浮かばないですよね。
見やすくて全ての情報を網羅している内容を書くのはなかなか骨の折れる作業です。
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