一人親方基礎知識

【必見】建設業の独立でよくある失敗例とその対策方法は?失敗する人の特徴も紹介

建設会社に勤務していて、スキルがついたら独立しようと考えている人も多いのではないでしょうか。

独立したら仕事時間も自由になりますし、単価の交渉ができるなどメリットがあります。

しかし、その分失敗するリスクも抱えることになりますよね。

 

そこで今回は、独立の失敗例とそれを回避する対策方法を紹介していこうと思います。

独立を考えている方は、ぜひ確認していってください。

 

建築系は独立しやすい?

建設業と一括りにされますが、中身の仕事は様々な種類があります。

その中でも大きく建設系と土木系に分けられます。

建設系の職人であれば独立しやすく、土木系の職人であれば独立しにくいと言われています。

 

その理由として、建設系は一人でできる作業が多く、土木系は一人でできない作業が多いからです。

建設系はスキルさえあれば一人で仕事を請け負うことができるため、独立しやすいのです。

土木系は複数人でやる仕事が多いので、作業にある程度の人数が必要になり独立しても単体で動きにくいのです。

 

これから建設業への就職をする方で独立を目指している場合は、建設系の仕事を選ぶようにしましょう。

 

建設業の独立でよくある失敗例

建設業 独立 失敗例

では、建設業の独立後によくある失敗例を紹介していこうと思います。

どんな失敗があるのか把握して、同じ失敗をしないようにしましょう。

 

仕事が得られない

独立後に一番多い失敗として、仕事が思った以上に得られないということです。

 

今までは会社の名前で受注が取れていたわけですが、独立すると知名度がないので営業をして自分で売り込んでいかなければいけません。

知り合いから紹介してもらうことはできると思いますが、かなりの繋がりがないと一人で食べていけるほどの仕事をもらうことは不可能です。

 

営業方法が分からないため仕事が得られず、独立に失敗してしまうのです。

 

仕事が回せなくなる

独立したばかりのことは一人で全てやらなければいけません。

メイン業務だけでなく、今まで事務員の人がやってくれていた経理や書類管理などの事務作業もこなさなければいけないので、オーバーワークで体調を崩してしまうリスクがあります。

 

やるべき仕事が多いと仕事の質も下がってしまうので、顧客からの信頼も得にくくなります。

 

利益が出ない

独立直後は知名度がなく得意先もいないので、金額が安い案件を請け負うしかありません。

しかし、安い案件ばかりだと利益が得られないため、人を雇うことも機械を導入することもできなくなってしまいます。

 

薄利多売を続けると収入的にも身体的にも余裕がなくなってしまうので、一番避けるべき状態です。

スキルが目に見えて分かるように、資格をとるなどして一定の金額でも仕事がとれるように工夫する必要があります。

 

経営の知識がない

独立するこということは、個人事業主として経営していくということです。

メイン業務のスキルや資格だけでなく、お金の管理や資金調達、法律、マーケティング、契約手続きなど様々な知識は必要です。

 

知識がないまま独立してしまうと、やるべきことがこなせずに経営が破綻してしまいます。

特にお金の管理はしっかりしないといけません。

経費や税金などのことを考えてお金を使っていかないと、マイナスが生じてしまいます。

 

上記での失敗が多いので、これらの失敗をしないようにノウハウを身に付けてから独立をするようにしましょう。

 

独立失敗する人の特徴

建設業 独立 失敗する人 特徴

では、独立に失敗する人の特徴はどんなものか見ていきましょう。

 

勢いで独立してしまう人

「時間に縛られるのが嫌」「人間関係が面倒くさい」などの理由から、勢いだけで独立を決めてしまう人は失敗する可能性が高いです。

 

この場合、独立することがゴールになっているので、その後自分だけで仕事をもらい生活することを考えていません。

独立のリスクを考えられていないので準備不足に陥り、失敗してしまうのです。

 

面倒くさがりの人

独立したら一人で全ての業務をこなさなければいけません。

面倒くさがりだと、メイン業務以外の細かな事務作業を後回しにしたり適当に片づけてしまったりするため、トラブルに繋がりやすいです。

 

自ら考えて動けない人

会社にいた頃は、何もしなくても仕事が入ってきてそれをこなすだけでよかったかもしれません。

しかし、独立したら自分を売り込んでいかないといい条件の仕事をもらうことはできません。

 

独立を成功させるために何をすればいいか、どこにどういう営業をすれば仕事をもらえるか、仕事量を安定させるには取引先をどのくらい増やせばいいのかなど、

自分で考えてそれを実現させる行動力がないと、独立しても仕事が得られずに辞めてしまうでしょう。

 

今しか考えられない人

独立できるほどの実務経験とスキルがあるからといって、将来ずっとその事業だけでやっていけるとは限りません。

 

コロナのような予測できない外的要因によって仕事が一気になくなる可能性もあります。

今の仕事に精いっぱいで将来のことを考えらない人は、独立しても仕事を広げていくことができません。

将来のことを見据えて事業展開をしていくことで、自分のスキルを幅広く発揮していくことができるのです。

 

 

このように、独立後どうなるか、どのようなリスクがあり、何をしなければいけないのかをしっかり考えて準備し、行動していける人でないと独立しても失敗するリスクがあります。

自分が独立後もやっていける覚悟があるかどうか今一度考えてみてください。

 

これで安心♪独立で失敗しないための対策方法

建設業 独立 失敗しない 対策方法

上記で紹介した失敗をしないための対策方法を事前に把握しておきましょう。

そうすることで失敗を回避することができます。

ぜひ参考にしてください。

 

仕事が得られない⇒集客の道を増やす

仕事がなかなか得られない場合、さまざまなルートから集客を行いましょう。

集客の道を広げることで、仕事を受ける機会を増やすことができます。

 

集客の方法は下記のようなものがあります。

  • 知り合いからの紹介
  • 交流会に行く
  • SNSを使う(X、インスタグラムなど)
  • ホームページを作り宣伝する
  • 自治体の事業登録制度を使う
  • 建設会社紹介サイトに登録する(マッチングサービスなど)

 

最近は建設業向けのマッチングサービスを運営しているところが増えています。

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仕事が回せない⇒やるべき仕事を洗い出す、アウトソーシングを活用する

一人で仕事が回せない心配がある場合は、業務を始める前にやるべきことを洗い出しましょう。

 

やるべきことが把握できたら、優先順位をつけてください。

そうすることで頭の中が整理され、業務効率が高まります。

 

もしも仕事量が多くて一人ではこなせない場合は、アウトソーシングなどを使ってバックグラウンド業務を代行してもらうといいでしょう。

 

利益が出ない⇒差別化を図る

利益が出ないのは、他社との価格競争に巻き込まれて価格で戦うしかなくなっているからです。

自己分析をして他社との差別化を図ることで、自分にしかできない強みをアピールすることができます。

 

価格以外の魅力を出すことで、価格競争から離脱することができ利益に繋がります。

 

経営の知識がない⇒本を読む、セミナーに通う

知識がないなら増やせばいいのです。

経営に関する本はたくさん出ているので、人気の本を検索して一通り読んでみましょう。

 

本を読むのが苦手な場合は、セミナーや研修に参加して有識者から直接学ぶことをおすすめします。

 

独立前に準備を徹底する

準備をすることが失敗を回避する一番の方法です。

まずはなぜ独立したいのか、独立することで何を達成したいのか、自分の目的を明確にしましょう。

 

思い付きではなく覚悟を持って行動することであれば、辛いことがあっても目的に向かって我慢強く努力することができます。

その後、独立に必要な知識やスキルを知り、独立したらしなければいけないことを把握し、失敗を回避するための方法を把握します。

 

こうやって事前準備をすることで、独立後も余裕をもって仕事に取り組んでいくことができます。

 

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