IT関連コラム

建設業だって使いこなせる!集客のためのSNS活用術!

SNSは、今や利用者がどんどん増え、様々な角度から普及してきています。

個人利用だけではなく、企業のPRやブランディング、認知度拡大の媒体としても利用されるようになってきていますよね。

 

建設業でも、SNSをうまく利用することで認知度を上げたり求人募集数を増やすことができるはず!

今回は、SNSを活用するメリットや成功事例、具体的な活用方法などを解説していこうと思います。

 

SNS活用のメリット

まずは、企業がSNSを活用するメリットを確認していきましょう。

 

より身近に感じてもらえる

SNSは個人で利用している人も多く、日常生活の中で企業のSNSを気軽に見てもらえるため、企業を身近に感じてもらいやすいです。

 

また、ユニークな投稿や企業についての投稿をすることで興味を持ってもらったり名前を知ってもらえたりするので、ホームページよりも企業を知ってもらいやすい媒体になります。

 

ユーザーとコミュニケーションを取りやすい

SNSでは、気軽にコメントや「いいね」ができるため、ユーザーとコミュニケーションが取りやすいです。

提供している商品やサービスのリアルな感想を頂くことができるため、コメントを返してもっとファンになってもらったり、改善に繋げることができます。

 

そのためには、ユーザーの投稿を随時確認して、自社に関する投稿に反応していくことが大切です。

 

低コストで導入できる

SNSは、基本的に無料や低コストで始められるものが多いです。

「成功するか分からないものに高額な費用をかけられない」という企業でも導入ハードルが低いため、試験的に導入することができます。

 

商品・サービスだけでなく社内の雰囲気も知ってもらえる

SNSでは、堅苦しい内容よりも身近に感じられる投稿の方が受けがいいです。

商品やサービスの投稿をするのはもちろんですが、会社の雰囲気、どんな作業をしているか、社員さんの仕事っぷりなど、企業のリアルな姿を発信することで魅力を伝えることができます。

これは、認知度拡大だけでなく若手求職者へのアピールにも繋がります。

 

このように、今盛り上がりを見せるSNSを利用しない手はないのです!

 

建設業でおすすめのSNS5選と活用方法

企業アカウントとして使えるSNSはいくつかあります。

それぞれどんな特徴があるのか紹介していきます。

 

インスタグラム

写真や画像、動画をメインで投稿できるSNS。

視覚をダイレクトに刺激するデザインや画像を用いて、ユーザーに興味を持ってもらうことができます。

 

BtoCの企業が多く使っている印象ですが、BtoB企業も求人や仕事の様子を投稿することで知名度向上のきっかけになります。

建設業では、作業の様子や完成した建物、内装、建築工程を倍速動画にして見せることで、企業やその仕事に興味を持ってもらえることでしょう。

 

また、新築を建てる時やリフォーム時の注意点などを簡単に紹介するコンテンツも作って投稿すれば、これから依頼をする人の支持も得ることができます。

 

ピンタレスト

お気に入りの画像や動画をブックマーク、シェアできる情報検索サービス。

画像が一覧表示で出てくるのでお気に入りを見つけやすく、簡単に保存できるのも利点です。

 

ピンタレストは、ヘアアレンジやキャラ弁、料理など、様々な分野の画像を検索して参考になるものをピックアップし、未来の行動のヒントを得るためのサービスになっています。

画像や動画内にURLを仕込むことができるので、そのままホームページや他webサイトに飛ばすことができます。

 

建設業であれば、手掛けた住宅の画像や各場所の内装写真などを投稿すれば、依頼する建設業を探しているユーザーに興味を持ってもらえるでしょう。

投稿する写真は、キレイで鮮明な方が魅力が伝わります。

 

Twitter

インスタグラムと同様、利用している企業がかなり多いSNSです。

Twitterは140文字以内のつぶやきを発信するのが主ですが、画像や動画、URLなど幅広く投稿することができるため企業の宣伝活動にも役立ちます。

 

また、いいねやリツイートによる拡散能力も高いため、やっておいて損のないSNSなのです。

最近は製品・サービスのPR投稿だけでなく企業の中の人を表に出した人間味あふれる投稿が流行っています。

そのため、企業に関する情報を投稿する際も、ネタを交えたりプライベートな内容を粒やして親しみやすさを出しましょう。

 

休憩中の様子やくすりと笑える内容などを投稿することで、親しみやすさが出てファンができます。

会社や社員間の様子がわかる投稿をすることで、求職者も入社後のイメージが沸きやすくなるでしょう。

ツイート内容は割と自由にする方がいいです。

 

YouTube

YouTubeは、今や視聴するだけではなくなり、一般の方でも気軽に投稿して稼ぎ口にしている人もいますよね。

YouTubeは視聴する人も多いので、有益な動画、面白い動画を投稿することで認知度を上げることに繋がります。

 

長い動画であれば、「建設業で働く前に準備すること〇選!」「知れば10倍得をする!建設業の裏事情」などなど、求職者が興味を引くようなタイトルを付けてハウトゥー動画を投稿してみてはいかがでしょうか。

これをショートで流して、動画に飛ばすという手法も使うことができます。

普通に、企業の様子や社員インタビュー動画をとって企業の雰囲気を発信するという方法もあります。

 

また、ショートでおもしろい動画を流してバズらせる(多くの人に注目され拡散されること)という方法もありますが、これはバズらせるハードルが高いです。

尚、動画作成は編集など時間がかかるものなので、それを念頭に置いておきましょう。

 

Tik Tok

若年層を中心に使われているショート動画のSNS。

15秒か60秒の動画を投稿することができるので、長い動画を作るよりも手間はかからないかもしれません。

 

しかし、短い時間に動画を納めないといけないため、その間に興味を持ってもらったり何度も見てもらえるような「勢い」が必要になります。

 

また、流行りの曲やトレンドをキャッチする力も必要になります。

しかし、ティックトックでバズった動画をYouTubeで流すことで更なる認知度拡大に繋がる可能性はあります。

 

求人募集で利用するならTwitter、インスタグラムがおすすめ

求人募集として利用する場合は、Twitterとインスタグラムがおすすめです。

ユーザーの年齢層も幅広く、「求人募集しています!」という直接的な投稿ができるため仕事を探している人にダイレクトに届きやすくなります。

 

SNS活用の流れ

SNSのビジネス活用は、「とりやあえずやってみよう!」では成功させることはできません。

SNS活用には流れがあるので、見ていきましょう。

 

目的を決める

まずは、SNS運用を行う目的を明確にしましょう。

 

「認知度拡大」「求人募集」「ファンを増やす」「問い合わせを増やす」などなど、企業によって目的は異なると思います。

目的をハッキリさせることで、SNSに投稿する内容も固まっていくので重要です。

 

ターゲットを決める

目的が決まったら、次はターゲットを決めましょう。

年齢層、性別、生活環境、家族構成、職業、ライフスタイルなどなど、ターゲットのペルソナを具体的に決めることで、そのターゲットにピッタリ合った投稿を続けることができます。

 

ターゲットをしっかり決めておかないと誰に対して発信しているか分からず、SNSの投稿内容に一貫性がなくなってしまいます。

そうなると、有益な情報がターゲットに届かないためファンが増えていきません。

 

利用するSNSを決める

目的とターゲットが決まったら、やっと利用するSNSの選択になります。

SNSは複数を並行して始めるのはおすすめできません。

 

というのも、一度始めたら随時更新していかなければ意味がないので、まずは1つのSNSに集中して運用を行った方が有益な情報を発信できるからです。

慣れてきたら他のSNSを増やしてみてもいいかもしれませんが、運用が安定するまでは1つに絞った方がいいです。

目的とターゲット層に合ったSNSを選びましょう。

 

KPIを設定する

KPIとは、「重要業績評価指標」といって、目標を達成する過程での達成度合いを計測したり監視するために設置する指標のことです。

KPIを設定することで、目標達成の途中でどのような成果が出ているかを数値で確認することができるため、途中での調整や改善行動をとることができます。

 

進行途中で微調整ができることで、大幅なロスがなく、最短距離で目標達成に向かうことができます。

 

KPIの例としては、

  • 〇か月後にフォロワー数を1000人増やす
  • SNSからの問い合わせを〇件増やす
  • インプレッション数を5倍にする

などです。

 

実際にSNSを運用する

ここまでの準備が終わったら、実際にSNSの利用と運用を始めましょう。

最初は何を投稿すれば分からないと思いますが、既にアカウントを持っている競合他社の投稿内容を参考に、投稿内容を考えていってください。

 

インスタグラムの場合は画像や動画がメインなので、利用開始前に投稿する画像や動画を選んだり作成しておくと運用がスムーズです。

 

データ分析を行い、改善を行う

投稿に対するユーザーの反応やフォロワーの増加率を分析し、どの投稿が反応が多かったか、他投稿との比較、ABテストなどを行って投稿内容を取捨選択していきましょう。

 

ユーザーから反応を多く貰える投稿の傾向が分かれば、この先の運用がかなり楽になるので分析は怠らないようにしてください。

たくさんの投稿の中から興味を持ってもらうにはどうすればいいのか、他社の投稿からもヒントを貰いながら改善施策を行っていきましょう。

 

他社の成功事例を見てイメージを膨らめよう♪

建設業者がSNSを活用して成功した事例を見てみましょう。

他社の事例を知ることで、SNS活用の仕方が理解できると思います。

 

株式会社アイ工務店(インスタグラム)

大阪に本社を持つ工務店。

インスタグラムのフォロワー数は2.7万人と、多くの人から反響を得ていることが分かります。

 

おしゃれで洗練された部屋の写真だけでなく、動画によるルームツアーを行ったり、定期的なプレゼントキャンペーンを行ったりと、ファンを増やす仕組みが投稿の中にちりばめられています。

「#みんなのアイ」というオリジナルハッシュタグを作って、お客様との交流を図ることもしているようです。

 

SNSを活用する際はユーザーに興味を持ってもらえるような内容の投稿を積極的に行うことが重要です。

 

大高建設(Twitter)

富山県にある、宇奈月温泉に本社を構えている建設会社。

Twitterのフォロワー数は1.4万人に昇ります。

 

オリジナルキャラクターを作ってより身近な存在になるように工夫したりしています。

社員さんの写真や工事中の写真なども投稿しているので、求職者にとっても社内や仕事をイメージしやすくなっています。

 

綺麗な風景の写真も載せており、現場の様子だけでなく富山全体の様子を見直に感じられる内容になっています。

 

(株)井上技研(YouTube)

東京で内装リフォームを主に行っている会社。

「建設チャンネル」というYouTubeで約4万人のフォロワーを抱えるチャンネルです。

 

内容としては、現場あるあるや建設業の仕事について、建設業の将来についてなど、建設業に携わる人やこれから携わりたい人向けの内容を発信しているようです。

実際にその職種で働いている人と対談している動画もいくつかありますが、ピアニスト・ゲーム実況者でもあるゆゆうたさんとのコラボ動画も上げていました。

更新頻度も高いので、今後もフォロワー数が増えていくと考えられます。

 

いいことだけではない!SNS活用時の注意点

SNSは一気に認知度が上がったりファンを増やす力もありますが、実際は危険な一面もあります。

どんな注意点があるのか見ていきましょう。

 

効果が出るまでに時間がかかる

SNSは、すぐにたくさんの反応がもらえたりフォロワーが増えるわけではありません。

 

もちろん、既に認知度が高い企業さんであればSNSを始めた途端にフォロワーが爆発的に増加することはありますが、一般的な企業であればそれはまずありません。

印象に残る投稿や丁寧なリプライ、自分からフォローをしていくなどアクションをとっていくことで、地道にフォロワー数やアクション数を稼いでいきましょう。

 

炎上のリスク

SNSは投稿が簡単にできてしまうので、投稿内容には十分注意しなければいけません。

特に、企業の顔として投稿を行っている際は細心の注意を払いましょう。

 

人の悪口や社会的に印象の悪い内容への賛同、個人情報の流出など、会社にとって不利益な投稿をしてしまわないように、できれば投稿前に上司に内容チェックをしてもらいましょう。

また、複数のアカウントを管理している場合、異なるアカウントで投稿してしまわないように注意してください。

 

こまめに更新が必要

SNSもホームページと同様、こまめな更新をする必要があります。

 

こまめに投稿していかないと、投稿情報に信頼性を得られないためフォロワー数が減ったり凍結されてしまう可能性もあるのです。

SNS活用を成功させるなら、こまめに更新することを心がけましょう。

 

ツールによってアプローチ方法を変える

SNSによっても性質が異なります。

上記でも説明したように、利用者の年代や使い方も異なるため、SNSそれぞれの特徴にあった使い方をしましょう。

 

  • Twitterであれば、つぶやき重視なのでより短い文章で内容を伝え、写真や動画で補う
  • インスタグラムであれば、写真や動画を上手く使ってシンプルかつ見やすい内容を心がける
  • TikTokであれば、短い動画の中で起承転結を表現する

など、各SNSにあったアプローチ方法を考えてください。

 

SNSをうまく利用して、仕事も求人応募も増やしていこう

SNSを建設業のビジネスに活用することはメリットがたくさんあります。

 

建設業はまだ3Kのイメージがあり、人手不足も深刻なので、そのようなイメージを払拭して新たな人材を得るためにも、新たなファンを得るためにも、幅広い年代が利用しているSNSを利用してみてください♪

 

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