副業OKにしている企業が増えていますよね。
副業は従業員の生活水準を上げたりスキルを増やすことを後押ししてくれるものです。
建設業で働く方で「副業をしたい!」と思っている方もいると思うので、おすすめの副業などを紹介したいと思います。
日本の副業率
275社に聞いた経団連の調査によると、副業・兼業を認めている企業は全体で53%もいたそうです。
2018年に副業が解禁してから、多様な働き方の尊重や人材確保・キャリア形成支援などの理由で副業を了承する企業が増えているようです。
建設業でも副業できる?
副業が禁止されている業種というのは存在しません。
しかし、「本業に支障が出る恐れがある」「社員の長時間労働に繋がる」といった理由から副業を禁止している企業もあります。
それは建設業でも例外なく、副業を禁止している企業もあります。
雇用契約書や就業規則に禁止事項として記載されているはずなので、規則を破ると減給や降格などの処分を受ける恐れがあります。
また、副業内容が情報漏洩のリスクがある、勤務中に行っているなど企業に不利益をもたらす場合は解雇される場合もあるので要注意です。
副業規定がある場合は事前に確認しましょう。
一人親方でも副業できるのか
一人親方でも副業をすることはできます。
ただし、そこで問題となるのが労災保険についてです。
一人親方は一人親方労災保険に入っていると思うので、「副業先でも入った方がいいの?」と二重加入を疑問に思う方も多いと思います。
結論から言うと、一人親方労災保険に入っていても副業先の労災保険に入ることができます。
会社の労災保険は会社側で行ってくれるので任せましょう。
労災保険に加入しておかないと、副業先で事故が発生したり怪我をした際にカバーしてもらえなくなるので要注意です。
なお、普段は会社員で土日だけ副業で一人親方として働く場合も、一人親方労災保険に入る必要があります。
土日の副業で事故やケガをした場合、一人親方労災保険に入っていないと補償を受けることができないので覚えておきましょう!
また、一人親方が運送などの他業種で副業する場合は、それぞれの一人親方労災保険に加入する必要があります。
副業の選び方
副業にする仕事には選択肢があります。
初めて副業をする人はどうやって選べばいいのかわからないと思うので、ここで選び方を知っていきましょう。
稼ぎたい金額の目安を決める
まずは、副業でどのくらい稼ぎたいのかの目安を決めましょう。
例えば、毎月5万円の副収入があれば生活に余裕ができると思いませんか?
稼ぎたい金額の目安が決まれば、選ぶ副業も絞られてきます。
ただし、月20万円以上稼ぐ場合は副業であっても確定申告が必要になるので注意してください。
また、副業であまりに多く稼ごうとすると本業に支障が出たり高いコストがかかるリスクがあるので、まずは一桁を稼ぐことを目指しましょう。
空き時間でできるものにする
平日は本業の仕事をこなし、日常生活や育児・介護などもあったらなかなかまとまった時間をとるのは難しいと思います。
そのため、アルバイトのようなその場に行かないとできないようなものを副業に選んでしまうと、睡眠時間を削る必要が出たり、体調を崩すきっかけになりかねません。
副業にするのは、パソコンやスマホで気軽にできるものにしましょう。
そういうものであれば、移動時間や寝る前の数時間、早朝など自分で時間を調整しながら続けることができます。
好きなことで選ぶ
副業として選ぶものは、自分が興味を持っていることにするのがおすすめです。
というのも、副業は本業とその他日常生活の合間にやらなければいけないので、楽しくできるものでなければ継続できないのです。
楽しくできて稼げるものであれば、どんなに日常が忙しくても続けていけると思いませんか。
自分は何に興味があるのか考え、それに当てはまるものを選んでみてください。
今あるスキルから活かせる仕事かどうか
今持っているスキルを活かせる副業であれば、未経験から始めるよりもスピーディに稼いでいくことができるでしょう。
建設業であれば、CADや設計のスキルを活かせる副業などもおすすめです。
建設業の知識を活かせる副業であれば、スキルアップにも繋がり本業にもいい影響を与えてくれるでしょう。
おすすめの副業7選
ここからは、おすすめの副業を紹介していきたいと思います。
図面の修正・トレース
建設業での知識を活かして行える副業です。
報酬単価が高く在宅で行える案件も多いので、そのようなスキルがある人におすすめです。
様々な図面を作成することでスキルアップにも繋がりますし、本業にも役立てられる建設業で働く人にとってメリットの多い副業です。
建設業関連のアルバイト
建設業や工業では、アルバイトを募集しているところも多いです。
アルバイトなので難しい作業を求められてはいませんが、経験があることを伝えられれば採用率もぐっと高くなるでしょう。
ただし、建設業のアルバイトは現場にいって働く必要があるので、本業とのバランスを考える必要があります。
ライター
未経験からでも始められる副業として人気です。
文章を書くことが苦手でなければ、気軽に初めることができるのでおすすめです。
未経験の場合1文字0.3~0.5円が相場ですが、実績と人気が出れば1文字10円という高単価で仕事を受けることができるようになるようです。
建設業関連の知識を活かしてライティングを行ってみてはいかがでしょうか。
動画編集
パソコンを使って作業することに抵抗がなければ、動画編集もおすすめです。
パソコン1台で始めることができ、技術が習得しやすいといったメリットがあります。
まずは動画編集のスキルを学習して身に付け、その後簡単な依頼を受けて行ってスキルと経験を増やしていくといった流れです。
動画を使ったPLなどをおこなっている企業も増えてきているので、需要は高いでしょう。
アフィリエイト
ブログや自分のサイトで商品・サービスの紹介記事を書いて収入を得る副業です。
そこから商品を購入してもらえれば広告報酬がもらえるので、新しい商品を使ったり感想を書くのが嫌でなければ手軽に始めることができます。
初期費用も安く気軽に始められるため、副業初心者におすすめです。
ただし、結果が出るまで時間がかかるので、コツコツ努力できないときついと思います。
投資
不動産投資やFXで、お金を投資して増やしていくという副業です。
投資は実際に働くというよりもお金の流れや価値の勉強をして、いいタイミングで売買する「先読みの能力」が必要になります。
そのため、自分で運用してお金を増やしていくには勉強をし続ける必要があることを覚えておきましょう。
投資自体にそこまで興味がない場合、勉強を始めることが関門になるでしょう。
フリマアプリでのせどり
せどりは、仕入れた商品を仕入れ額よりも高い価格で販売し、その差額で利益を得るビジネスのことをいいます。
フリマアプリを使ってせどりを行い生計を立てている人も増えています。
「それって転売じゃないの?」と思うかもしれませんが、転売は人気商品を買い占めて品薄にし、高額で売りさばくことを言います。
店頭で売れにくいものを購入し、きれいにしたり少し手前を加えて販売することで利益を得るので、誰にも迷惑をかけずに店舗にも買い手にもメリットがあるのです。
まずは自分の家にあるものを売ることから始めてみて、慣れてきたらせどりに移行してみてはいかがでしょうか。
まずは小規模投資で初めて見よう
副業を始める際、急に高い機材やツールを購入してしまうと、もしうまくいかなかった時に無駄になってしまいます。
最初は継続していけるかもわからないので、小規模でいろいろ初めてみて一番やっていて楽しかった、続けていきたいと思うものを選ぶようにしましょう。
建設業向けマッチングアプリもおすすめ!
建設業のアルバイトをおすすめ副業の一つとして挙げましたが、「もっと建設業の仕事を増やしたい!」という場合は建設業向けマッチングサービスもおすすめです。
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まとめ
本業だけでは収入が心もとないと思う人も多いと思います。
副業は、本業をやめることなく気軽に始められる点が魅力です。
今回紹介した以外にも種類がいろいろあるので、興味があるものに挑戦してみてください。
パソコン1台でどこでもすることができて体を動かす必要がないものが多いので、年齢関係なく始めることができますよ!
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