LINEWORKSのことは聞いたことがあると思いますが、実は建設業で使うのにもってこいの機能が満載なのです!
そこで今回は、建設業でLINEWORKSを使うメリットや使い方などをご紹介していきます。
建設業の長時間労働問題
2020年における建設業の平均就業時間は2,032.2時間。
残業時間の平均は月51.3時間といわれており、月100時間以上の残業も珍しくないです。
平均就業時間は2017年から3年連続で減少しているようですが、他の業界は2000時間を切っているので他業界に比べるとまだまだ長時間労働であることが分かります。
画像出典元:デジコン編集部
また、2017年と比べて就業時間が減ってきていると言いましたが、他業界と比べるとその減少率も少ないです。
他業界は100時間以上削減できているのに対し、建築業は98時間しか削減できていません。
画像出典元:デジコン編集部
これは人手不足という問題もありますが、そもそも新しいものを取り入れる積極性が足りないことも起因しています。
2024年4月からの時間外労働の上限規制について
建設業界では、2024年4月から時間外労働の上限規制が適用されます。
この規制は、時間外労働の上限が原則月45時間、年360時間となり、特別な事情がない限りこれを超えてはいけないというものです。
上限規制を守らないと罰則が科せられてしまいます。
つまり、2024年4月までに就業時間や残業時間を今より減らす必要があるのです!
時間外労働の上限規制について、詳しくは下の記事で解説しています。
上限規制の例外や罰則についてなど細かい部分も載っているので、ぜひ確認してください。
LINEWORKSを使って労働時間を短縮しよう!
LINEWORKSとは、会社や団体の中で利用するビジネス版LINEです。
社内だけでなく、LINEWORKSを利用している他社ともやりとりを行うことができます。
トーク機能、通話機能の他にも、カレンダー機能・チャットボット機能・タスク管理機能など、業務に役立つ機能がたくさん搭載されています。
以下のアンケートを見ても分かるように、建設業は未だに紙で出力することが多かったり、報告書作成のためにわざわざ事務所に戻っているなど、アナログな体制が目立ちます。
LINEWORKSを使ってこのような移動時間や管理コストを減らし、無駄な作業がなくなることで就業時間・残業時間を短縮できるというわけです!
LINEWORKSの機能の詳細やLINEとの違い、評判などは以下の記事でご覧ください。

建設業でLINEWORKSを使うメリット
場所を選ばず連絡できる
LINEWORKSは、アプリを入れるだけでPC・スマートフォン・タブレットなどの様々なデバイスから利用できるので、事務所にいても現場にいてもすぐに連絡をとることができます。
また、メールよりも会話のテンポが速いため、スムーズな連絡が可能です。
移動コスト、出力コストの削減
LINEWORKSでは「テンプレート」という機能があり、これを使うことで日報や報告書などの書類の作成をLINEWORKS上で行うことができます。
報告書を造るためにわざわざ事務所に戻ったり、紙で出力して手書きする手間がないので作業効率をアップすることができます。
スケジュール管理が簡単
カレンダーに作業工程や担当者を登録することで、その日にどのような作業が誰によって行われているかを一目で確認・管理することができます。
日付別のタスクも追加でき、通知オンにすることでカレンダーを開かなくてもその日のタスクを確認することができ効率化が叶います。
また、カレンダーには図面や資料、写真なども添付できるので、例えば「進捗報告」の予定を追加してその中に報告書を添付しておけます。
予定を開けば添付資料が見られるので、探す手間がなく管理がしやすいです。
図面や書類を共有・Drive保存ができる
図面・書類・請求書・見積書など、重要な資料はLINEWORKS Driveに保存できます。
強固なセキュリティの中で保存できるので、安全に管理することができます。
保存した資料はフォルダで管理でき、スマートフォンなどから好きな時に閲覧することができます。
紙で出力する必要がないためコスト削減になりますし、管理者の負担を減らすことも繋がります。
すぐに使いこなせる
LINEWORKSの画面はLINEとほぼ変わりません。
現時点でLINEを使ったことがない人はほとんどいないと思いますので、馴染みの操作で誰でも簡単に利用することができます。
トークでは、LINEと同じようにスタンプを使ったり既読が付いたりするので、ストレスなく利用できます。
お客様とのやり取りがスムーズ
お客様のLINEに友達登録してもらうことで、お客様ともスムーズなやり取りが可能です。
メールだとお互いいつ返ってくるか分からずやり取りに時間がかかりうまく内容が進んでいかないということがありますよね。
LINEWORKSを使っているとお客様の返信にすぐ反応でき、まるで直接会っているようにお互いに意見のすり合わせがしやすくなります。
1対1のやり取りだけでなく複数人でのやり取りも可能で、文書や画像を送ることもできるのです。

このように、LINEWORKSを使うことで業務効率がアップし、さらに顧客満足度の向上もかなえられるのです!
これは導入しないと損でしょう。
建設業向けツールとの連携もしている
建て役者との連携
建て役者とは、建築業界特化型の一元管理システムです。
顧客情報を中心に、工事情報を一元管理できます。
LINEWORKSとの連携による機能は建て役者ユーザーにオプションとして提供され、LINEを使っているような感覚でbotと会話するように建て役者の情報を活用することができるようになります。
また、LINEWORKSから建て役者内の顧客情報などが簡単に閲覧できるようになり、作業効率アップを図れます。
Photoructionとの連携
Photoructionとは、図面や進捗などの写真を一元管理でき、現場状況を資格で確認できる共有ツールです。
通常Photoructionで状況を確認した際の連絡は電話やメールで行われていましたが、LINEWORKSと連携ですることでPhotoructionからすぐにLINEWORKSのチャットを立ち上げることができるようになりました。
これにより、時間のロスなく共有された写真についてやり取りを行うことができます。
建設業でのLINEWORKSの使い方
建設業では、どのような場面でどの機能を使うのがいいのでしょう。
見ていきましょう!
グループLINEで情報共有
グループLINEを作ることで、メンバー同士の報告が簡単に行えて作業効率が上がります。
写真や動画も投稿できるので、進捗状況をより分かりやすくメンバーに伝えることができます。
スタンプなどを使って気軽に連絡を返せるので、返信速度も速くなり連絡速度が速まります。
掲示板を使って社内共有
全社向けの連絡や緊急連絡をしたい場合は、掲示板を使いましょう。
掲示板を使って情報共有することで、一括共有が可能になります。
必読・既読確認機能により誰が読んでいないかを一目で確認できるので、その人個人に読むように促すことができます。
安否確認botとの連携
現場は天候によって状況が変わり、作業を中止しなければいけない場合も出てきます。
安否確認botと連携することで、質問事項の選択肢を選んでいくだけで従業員の安否確認が行えます。
社外とのやり取りも行える
協力会社などの社外の人とやり取りする際も、LINEWORKS同士はもちろん、その人のLINEとの連絡を行うこともできます。
相手がLINEWORKSをやっていなくてもLINEを持っていれば繋がれるところも魅力的ですよね。
社外ともよりスムーズなやり取りが可能になります。
カレンダーを使ってタスク管理
カレンダーに作業予定を追加できるだけでなく、日付別のタスク管理も行えます。
仕事に漏れがなくなり、タスク内容を共有しているため状況を把握することができます。
LINEWORKSを取り扱っています♪
LINEWORKSは建設業での利用に向いていることがよく分かったと思います。
LINEWORKSを使って作業効率を上げることで、労働環境の改善に繋がっていきます。
ぜひこの機会に、LINEWORKSの導入を検討してみてください!
弊社では、LINEWORKSの導入を支援しています♪
ぜひこちらのボタンから問い合わせをしてください。
コメント