建設業には様々な職種がありますが、土木作業員は比較的身近な存在だと思います。
しかし、実際の仕事内容や就職先などの細かいことは知らない人が多いでしょう。
ここでは土木作業員について一通りのことを紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
土木作業員の仕事内容
土木作業員の仕事は、木材・鉄材・石材などを用いて住宅・河川・道路・港湾などを工事したり整備を行います。
その他には、
- 道具・資材の運搬
- 採掘
- 路面整備
- 機械の操縦
運搬作業があるため体力と筋力が必要になります。
また、機械土工になるためには、重機操縦の資格が必要になります。
土木工事といっても様々な種類があり、資格が必要なものもあります。
現場作業員に指示をしたり管理を行う現場監督も土木作業員に分類されます。
尚、建築と土木は似ているようで意味が異なります。
どう違うのか、まずはそれを知る所から始めましょう。
土木作業員になるにはどうすればいい?
土木作業員になるのに、特別資格は必要としません。
未経験から応募ができ、人の生活を支える重要な仕事を行えるのです。
未経験の場合は資材運搬などの土工の仕事からになりますが、資格を取得すれば機械土工を行えるようになります。
多くの人はまず機械土工を目指すようです。
尚、建築系の専門学校や工業高校など建築の知識を学べる学校に進学しておくと、待遇の良い企業に入れる可能性も高まります。
機械土工が重機を操縦するために撮るべき資格はいくつかあります。
- 車両系建設機械運転技能講習
- 不整地運搬車運転技能講習
- 高所作業車運転技能講習
- 小型移動式クレーン運転技能講習
などです。
それぞれどんな作業をするかでとるべき資格が変わってくるので、調べてみてください。
年収はどのくらい?
土木作業員の年収は約384万円で、日本の平均年収は433万円であることから、平均よりも低い傾向にあるようです。
また、機械土工の年収は約380万円だそうです。
しかし、資格とってできることを増やしていけば、収入アップを図ることができるのでチャレンジしていきましょう!
勤務時間や待遇について
基本的に、8:00~17:00か8:00~17:30という勤務時間が多いようです。
休日は完全週休二日制のところもあれば、土曜は変動性だけど日曜は確実に休めるというところもあります。
ボーナスも年2回出る企業が多く、待遇がいいところが多いようです。
土木に向いているのはこんな人!
土木作業員に向いている人は、
- カタチに残る仕事が好き
- 注意力がある
- 体力がある
- コミュニケーション能力がある程度ある
- 地道に作業するのが苦でない
- 素直な人
尚、機械土工を目指す場合は機械やその操縦に興味がある人の方がおすすめです。
土木作業員は力仕事と思いがちですが、一番必要な能力は「注意力」です。
注意力がないと事故や作業ミスに繋がり、工期が遅れたりトラブルのもとになってしまいます
常に想定外のことが起こることを予測して慎重に行動できる人が向いています。
また、「ドボジョ」といって女性の土木作業員も最近は増えてきています。
女性は気遣いができ細かいところに気が付ける人が多いので、意外と土木に向いているのです!
女性が働きやすいように育休制度を導入していたり、更衣室や女性専用トイレなども完備している企業もあるので、ぜひ探してみてください。
不安解消♪将来性はあるのか
土木作業員は、住宅だけでなく道路や鉄道、港湾などのインフラ部分の工事・整備も行うため、人が快適に生活する上で必要不可欠な仕事です。
そのため、機械がさらに発達したとしてもなくなることのない仕事です。
また、建設業は常に人手不足なため、技術や資格を身に付ければさらに重宝されることでしょう。
土木から機械土工、そして現場監督にまで昇進できれば高い収入を得られます。
ぜひ、現場監督を目指して土木に挑戦してみてください♪
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